B1新潟は18日、B2愛媛を相手にプレシーズンゲーム2戦目を十日町市総合体育館で行う。17日は中之島体育館で全体練習。試合で2年目のSF星野曹樹(23)が復調をアピールするつもりだ。8月に左膝を負傷し、5日のプレシーズンゲーム滋賀戦は12分間の出場で4得点にとどまった。今回はそれ以上の数字と内容を求めている。

リング下の混戦、星野は迷わずにリバウンドに跳んだ。約1時間行われた5対5の試合形式の練習。激しい攻防を繰り返す中で持ち味を発揮した。「試合に出ている時間はハッスルしたい」と愛媛戦での全力プレーを誓う。滋賀戦は4得点でスチールが3。オフ期間に練習してきた3点シュートは放った4本をすべて外した。「3点を1本は決めないと」と得点にもこだわる。

8月の練習中に左膝を負傷し、2週間以上離脱した。復帰は滋賀戦の直前の8月30日。未調整のままの実戦だった。ただ今季のチームの特長、テンポの良さと球際の強さを実戦で感じられたことは収穫だった。もともと泥くさいプレーが身上。「自分のやれることをしっかりやる」としぶとくボールに絡むことを愛媛戦のテーマにした。「プレとはいえ、やるからには勝ちたい」。すでに本番モードに入った。【斎藤慎一郎】