6季ぶりの関西制覇を目指す同志社大が、計11トライで圧倒した。昨季の開幕節(11月8日)は33-31で競り勝った相手に、地力の高さを見せつけた。

現役時代に神戸製鋼で活躍した伊藤紀晶ヘッドコーチ(HC)は就任2季目。試合後の一問一答は以下の通り。

-試合を振り返って

「コロナ禍もあって、台風も来ている中で、開催できたことをうれしく思います。試合は点差が開いたけれど、いいところもあり、改善しないといけないところもあった。グラウンドに帰って、取り組んでいきたいと思っています」

-昨季の開幕戦と比べて上積みは

「去年の開幕は、その前に(コロナ禍で)2~3カ月(満足に)練習がなかなかできなかった。“ぶっつけ本番”みたいな感じでした。去年から取り組んできたディフェンス、ブレークダウン(ボール争奪戦)、コンタクトがしっかりできているかなと思います。練習でしっかり取り組んだことが、試合に出せました」

-今後の課題は

「ブレークダウンに入る、入らない-のところ。入らないといけないところで入れていなかった。練習で取り組んでやっていくことで、ゲームの中での判断が良くなっていくと思います」