GPシリーズ第4戦NHK杯で6位だった昨季ジュニア3冠の松生理乃(中京大中京高)はSP62・98点で7位発進となった。15歳カミラ・ワリエワ(ロシア)がSPの世界記録87・42点で首位。2位に同80・10点でエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)、3位に同69・37点でマライア・ベル(米国)が入った。
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | カミラ・ワリエワ | 87.42 |
2 | エリザベータ・トゥクタミシェワ | 80.10 |
3 | マライア・ベル | 69.37 |
4 | マデリン・シーザス | 67.49 |
5 | マイア・フロミフ | 64.72 |
6 | ルナ・ヘンドリックス | 64.44 |
7 | 松生理乃 | 62.98 |
8 | エカテリーナ・リャボワ | 58.87 |
9 | ビクトリア・サフォノワ | 58.19 |
10 | オルガ・ミクティナ | 57.09 |
11 | エカテリーナ・クラコワ | 56.43 |
12 | エバロッタ・キーブス | 49.26 |
松生理乃
3Lz+3T/2A/FCSp/3Lo/LSp/StSq/CCoSp
冒頭の連続ジャンプは3回転-2回転に。ダブルアクセルは着氷。3回転ルッツも着氷した。スピンやステップはレベル4。最後のチェンジフットコンビネーションスピンはレベル3だった。
カミラ・ワリエワ
エリザベータ・トゥクタミシェワ
マライア・ベル
<出場選手>
グループ1
松生理乃(中京大中京高)
マデリン・シーザス(カナダ)
オルガ・ミクティナ(オーストリア)
ビクトリア・サフォノワ(ベラルージ)
マライア・ベル(米国)
エバロッタ・キーブス(エストニア)
グループ2
ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)
エカテリーナ・クラコワ(ポーランド)
マイア・フロミフ(ロシア)
カミラ・ワリエワ(ロシア)
エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン)
エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
◆グランプリ(GP)シリーズ 欧州、北米、アジアを巡る6戦。勝ち残った6人、6組だけが、その先の大阪でのGPファイナルのリンクに立つことを許される。男子39人、女子45人、ペア26組、アイスダンス35組、20カ国から集うトップスケーターたちが出場2試合の成績で決まる日本行きの切符をかけ、熱き氷上バトルを繰り広げる。
◆フィギュアスケート北京五輪代表選考 シングルは男女ともに最大3枠を確保しており<1>全日本選手権(12月)優勝者が1人目<2>全日本2、3位、GPファイナル出場者上位2人、全日本終了時点の国際スケート連盟(ISU)シーズンベストスコア上位3人、の中から2人目<3>最後に(2)で漏れた中からISU世界ランキングなどを総合的に判断して3人目を決める。全日本出場は必須だが、過去に世界選手権3位以内など実績を持つ選手が、けが等でやむなく参加できなかった場合の救済措置もある。