第101回全国高校ラグビー大会(27日開幕、大阪・花園ラグビー場)の組み合わせ抽選会が4日、行われ、Aシードの東福岡は30日に若狭東(福井)と専大玉名(熊本)の勝者と対戦することが決まった。

東福岡は22大会連続32回目の出場。今春の選抜大会も制覇し、優勝候補として16年以来7度目の頂点を目指す。司令塔のSO楢本幹志朗(3年)は「東福岡の歴代の10番の方は、リーグワンに出ていたり日本代表になったりと、みなさんすごい。みなさんが着た10番のプレーに恥じないようにしたい」と、意気込む。この日は同校のグラウンドで約3時間の練習を行った。

藤田雄一郎監督(49)は「今年のテーマは『フィジカルバトル』。それができるフォワードとバックスになっている。特にバックスのブレークダウンは強さが出てきた。頼もしいですよ」と、目を細めた。

16年の全国優勝以降は、4大会連続で4強止まりと苦杯をなめている。同監督は「ベスト4と優勝は全く違う。ベスト4じゃ許してはくれない。東福岡は常に日本一を目指していかなくてはならない」と、常勝軍団としてのプライドをのぞかせた。