男子は早大が5連覇を成し遂げた。今夏の東京五輪代表のアウトサイドヒッター大塚達宣(3年)を中心に攻め、粘り強いディフェンスで勝ち上がってきた順大を3-1で下した。連覇の回数は中大(第18~22回)と並び2位タイとなった。女子は東海大が日体大を3-0で下し、6年ぶり8度目の優勝を飾った。

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順大は早大に一矢報いたが、力及ばず準優勝だった。準々決勝で日体大、準決勝で筑波大とシード校を破った勢いそのままに粘り強い守備で攻勢を仕掛け、全試合ストレート勝ちで決勝に進んだ早大から1セット奪った。主将でリベロの高橋(4年)は「サーブがうまくいっていたが、終盤の1点が取りきれなかった」と、王者を追い詰めた末の敗戦に唇をかんだ。