女子1500メートルで平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)銀メダルの高木美帆(27=日体大職)が、自身の世界記録にあと0秒16と迫る、1分49秒99で今季のワールドカップ(W杯)で負けなしの3連勝を果たした。

W杯は5日に第3戦が終了し、女子の高木美と小平奈緒が来年2月の北京冬季五輪代表入りを確実にした。35歳の小平は4度目、27歳の高木美は3度目の五輪となる。日本連盟は11~12月のW杯4大会で好成績を残した選手について、12月末の代表選考会の成績にかかわらず選出すると決めていた。

高木美は1000メートルと1500メートル、小平は500メートルでこれまでに優勝などの好結果を重ね、第4戦を待たず基準を満たした。

代表選考会には出場する必要がある。10~12日の第4戦(カルガリー)後に国・地域別の出場枠数が決まる。【三須一紀】