【区間エントリー解説】五輪選手の順大・三浦龍司(2年)を筆頭に、区間エントリーで補欠に主力選手がずらりと並んだ印象だ。
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その背景の1つに、コロナ禍の新様式がある。体調不良者を代えやすくするため、前回大会から補欠と登録メンバーの変更は4人から6人に増えた(1日最大4人)。当然、ギリギリまで選手のコンディションを見極めたいだけに、当日メンバー変更枠拡大の影響は大きい。
有力選手を補欠に置くのは戦略上の理由もある。通常、最終的な配置はチーム状況とライバル校の区間エントリー状況を見ながら決める。効果的な配置のためにも、出場確実な順大・三浦、優勝候補の一角、青学大の主将、飯田貴之(4年)、台風の目的存在、東京国際大・日本人エースの丹所健(3年)らは補欠に仮配置された。
厚底シューズで高速化が加速し、スピード駅伝となった近年は1区から主力級を投入。流れを作り、リードを広げるために前半に力がある選手を、前半のリードを守れる安定した選手を後半に置くのが箱根の定石とされるようになった。ケガなどのアクシデントがなければ、補欠の主力選手たちは、当日メンバー変更で重要視される往路に入りそうだ。【近藤由美子】


