7日に開幕するラグビーの新リーグ「リーグワン」1部のNECグリーンロケッツ東葛WTBブレイク・ファーガソン容疑者(31)が21年12月30日に違法薬物所持の疑いで逮捕されたことを受け、日本協会の森重隆会長(70)が2日におわびし、厳正な対処と指導の徹底を誓った。

発表したコメントは以下の通り。

このたびのジャパンラグビーリーグワン所属選手の逮捕により、皆様にご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを、日本ラグビー界を代表して深くおわび申し上げます。

当協会では平素より、コンプライアンスを遵守しインテグリティを追求することをラグビーの根幹をなす極めて重要な柱と位置づけ、教育と対策に取り組んでおります。しかしながらこのような問題が生じましたことは、ラグビー界全体での教育と対策が不十分であったことと真摯(しんし)に受け止め改善に努める所存です。

本件に関しましては事実が明らかになり次第、当協会の規程に則して厳正に対処いたします。また、関連する当協会の諸規定と併せリーグワンをはじめ加盟団体の諸規定の整備・見直し等を通じて、日本ラグビー界全体でのコンプライアンス遵守とさらなるインテグリティ追求に向けた指導を徹底してまいります。