「減」。
柔道男子100キロ級で東京五輪金メダルのウルフ・アロン(25=了徳寺大職)の新年の誓いは減量だった。
7日、都内で行われている日本代表合宿からオンラインで応答し、「まずは体重を落とさないと試合にも出られない。減量の減ですね」と色紙に「減」の文字を記した。
いま何キロ? 質問を受け続けたが、「言いたい気持ちもありますが、言うとたたかれそうな感じもあるので、今までの自分の体重では過去最高だという言い方でお願いします!」と数字はかたくなに回避。過去最高=118キロだそうで、「軽く、でなく、重く更新している」と自嘲した。
パリ五輪までは3年を切る。準備期間を考え、100キロ級で連覇を狙う。超級への転向も視野にはあったが、主戦は変えない。春を考える復帰戦に向け、いま必要なのは大幅なダイエットだ。自宅には自らさばいたカンパチを熟成させて冷蔵庫に眠らせており、合宿後の楽しみにしているというが、「食べ過ぎないようにしないと」と注意した。
「人間関係も、要らない人間関係は減らしていきたい。断捨離です」。最後には突然の宣言も飛び出した。五輪後はCMなどで活躍が目立ったが、年が変わり、まずは出番も「減」らし、体重も「減」らす仕事にとりかかる。


