新潟市スポーツ協会の21年の表彰式が10日、新潟市のホテルオークラ新潟で行われた。新潟市に関連するアマチュアアスリートで全国大会上位成績、国際大会出場、活躍した選手や競技の発展などに尽力した関係者をたたえるもの。選手、スタッフ15人と学校、企業の4団体が表彰された。

最高峰のスポーツグランプリに選出されたのは、ボクシング男子ウエルター級で昨年の全国高校選抜特別大会、全国高校総体の2冠を獲得した増田祐士(開志学園3年)と、陸上男子400メートルで全国高校総体を制した鈴木大翼(おおすけ=新潟明訓3年)。増田は「今までの努力が実ったのだと実感しています」、鈴木は「高校入学前からの目標を達成できたのは支えてくれた方や応援があったからです」と喜びを口にした。

今春、増田は日大に、鈴木は法大に進学し、24年パリ五輪出場を目指す。「さらなる高みを目指して精進します」(増田)、「勇気や感動を与えられる選手を目指して努力します」(鈴木)と抱負を話した。