スピードスケートの名門が消滅-。日本電産サンキョーは1日、スケート部を今月31日で廃部すると発表した。
現在は、北京五輪女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した高木菜那らが所属していた。スケート部は57年に創設。以来、98年長野五輪男子500メートル金メダルの清水宏保ら5人の五輪メダリストを輩出した。
清水氏の話は以下の通り。「時代の背景的に仕方ないかもしれませんが、伝統と歴史あるスケート部がなくなるのは残念で仕方ありません。しかし多くのメダリストを輩出したスケート部でもあり、故山田社長も最後までやりきってくれました。私も(前身の)三協精機があったからこそ、金メダルを取れました。本当に長きに渡り、スケート界を支えていただき、ありがとうございました」
◆日本電産サンキョースケート部
1957年に「三協精機スケート部」として創部。03年に日本電産と資本提携し、05年10月から現在の社名。同社の永守会長は親会社の日本電産の創業者で社長。永守会長は米雑誌フォーブスで日本の資産家として紹介されている。清水宏保ら30人以上の五輪選手を輩出。現在の構成は選手8人、監督1人。主な戦績は
▼92年アルベールビル五輪 宮部行範 男子1000メートル銅メダル
▼98年長野五輪 清水宏保 男子500メートル金メダル、1000メートル銅メダル
▼10年バンクーバー五輪 長島圭一郎 男子500メートル銀メダル、加藤条治 男子500メートル銅メダル
▼18年平昌五輪 高木菜那 女子団体追い抜き金メダル、マススタート金メダル
▼22年北京五輪 高木菜那 女子団体追い抜き銀メダル


