競泳の国際大会日本代表選手選考会が2日から4日間、東京辰巳国際水泳場で行われている。

今年の世界選手権(6月、ブダペスト)やワールドユニバーシティゲームズ(旧ユニバーシアード)(6~7月、中国・成都)の派遣選考会として実施。アジア大会(9月、中国・杭州)の1次選考会も兼ねる。世界選手権の内定を得るには、日本水連が独自に定める派遣標準記録を決勝で突破し、2位以内に入ることが条件となる。

なお東京五輪メダリストはメダル獲得種目(大橋悠依=女子個人メドレー400メートル及び200メートル、本多灯=男子200メートルバタフライ)に出場した時点で内定となる。

今年の世界選手権は一度は5月に福岡市で行われることになったが、新型コロナウイルス感染再拡大の影響により、来年7月へと順延された。その後、国際水泳連盟は、今年6月18日~7月3日にハンガリーのブダペストで開催することを発表した。

スケジュールが二転三転する中で、日本水連の梅原孝之強化委員長は2日、「いちばん困惑しているのは選手。本番で力を発揮できるようなサポートをしていきたい」と話した。