東京オリンピック(五輪)代表の池江璃花子(21=ルネサンス)が、予選4組で5レーンから1着、全体3位となる2分0秒37のタイムで決勝に進出した。前半100メートルはゆったりしたペースで入り、後半にスピードを上げた。

池江は前日に、「今後のために体力をつけたいと思いエントリーした。結果にこだわらず臨みたい」と話していた。

決勝は午後に行われる。派遣標準記録は1分57秒15に設定されている。

池江は3月に行われた国際大会日本代表選手選考会で、派遣標準記録に届かず代表入りを逃したが、アジア大会(9月、中国・杭州)の追加選考会として行われる今大会には自由形とバタフライの計5種目にエントリー。初日28日の50メートルバタフライでは派遣標準タイムをクリアして優勝した。