日本山岳・スポーツクライミング協会の安井博志理事(47)が12日、1年延期となった杭州アジア大会の決定に理解を示した。

同協会の理事会後に取材対応し「今季の最大の目標としていた大会だった。選手も選考基準で内定している状況で、選手たちが残念な思いをしたと聞いている」と前置きし「ただ、致し方ないと思っている。今の中国の状況を考えると無理に渡航し、ストレスのかかる状況より、より安全で競技に集中できる状況で行うことも大事。選手たちや我々が柔軟に対応できるようにしたい」と受け止めた。

23年への延期に伴う、内定者の権利の扱いについては「これからの協議になります」と語るにとどめた。インドネシア・パレンバンで行われた18年大会では、女子複合で野口啓代が金メダル。東京五輪での銅メダルへと弾みをつけ、男子複合では藤井快が銀メダル、楢崎智亜が銅メダルを獲得している。【松本航】