東葛(旧NEC、1部12位)のゲーム主将を務めた19年W杯日本代表CTBレメキ・ロマノラバ(33)が、1部・2部の入れ替え戦での勝利を喜んだ。

今季の東葛は2勝14敗の成績に終わったが、2勝はいずれも新型コロナウイルスの影響による不戦勝。そのため、今日の勝利が実質的な初白星となった。試合後、レメキは開口一番「今日の初勝利はすごくうれしいです」と白い歯を見せた。

レメキ自身にとっても、大きな勝利となった。4月24日の浦安(旧NTTコミュニケーションズ)戦で危険なプレーをしたとして処分を受けていた。当初は4試合出場停止だったが、再審査の申請などを行って2試合に減免。この日が復帰戦となり「ベストではないですけど、頑張ることができた」と前を向いた。

会見後は「勝つと気持ちいいね」と爽やかな笑顔を浮かべた。27日の第2戦(大阪・花園ラグビー場)へ向け、幸先のよいスタートを切った。【藤塚大輔】

◆勝敗の決定方法

(1)勝ち点

(2)勝利数

(3)得失点差

(4)トライ数

(5)トライ後のゴール数

※(1)が同数の場合は(2)によって決定するものとし、以降も同様とする

※(1)から(5)によって勝敗が決しない場合、1部所属チームを勝者とする。