フィギュアスケート世界選手権アイスダンス代表の村元哉中(かな、29)、高橋大輔(36)組(関大KFSC)が27日、現役続行を宣言した。この日に放送された配信番組で明かした。

結成2季目だった今季は、全日本選手権2位、4大陸選手権でも2位。息が合った演技で、自己記録を大幅に更新し、今後への期待を抱かせていた。番組では高橋が「とりあえず、1年。結構、4年後と言ってくださるんですけど、4年は年齢のこともあるしね。最後とも決めてはないですけど、やってみてその時にどう思うか」、村元は「うすうす、やってくれるんじゃないかと信じていたのは自分の中ではあって。でも実際に答えを聞かないとわからないので、聞いてほっとした」と述べた。

また、この日に立ち上げたインスタグラム「かなだいオフィシャルチームアカウント」で、コメントも発表した。村元は「私たち、2022-2023も引き続き競技を続けることになりました」、高橋も「僕たちはいまサンフランシスコなんですが、すでに来季へ向けて動きだしています」と動画で報告。続けて、村元は「現役続行ということで、いまからワクワク。かなだいの新しい世界を早く披露したいと思います」、高橋は「どんなシーズンになるかまったく分からないですが、常に全力で突き進んでいきたいと思っております」「3シーズン目、どんどんレベルアップしていきたいと思っておりますので、ぜひ応援よろしくお願いします」と語った。