昨年甲子園ボウル優勝の関学大が、関西1部3位の関大と対戦して、7-7の引き分けに終わった。

エースQB鎌田陽大(はると、3年)は「春を通して一番だめだった」と悔しさをにじませた。

第3クオーター(Q)にWR鈴木崇与(たかとも、3年)へのTDパスを決めて先制した。しかし第4Qに7-7の同点に追いつかれ、ロースコアの接戦をものにできなかった。

15日に行われた桜美林大との交流戦ではパスが通らないことを課題にしていた。「パスは前回より通るようになったが、レシーバーの走りやすいところに投げられていない」と新たな改善点を挙げた。

昨年の学生日本一を知る3年生QBは「このままでは秋、日本一は絶対、狙えない。リーダーシップの部分でオフェンスを仕切れるように夏、取り組んでいきたい」とチームの成長を誓った。【波部俊之介】