バレーボールでVリーグ1部の堺ブレイザーズは28日、元日本代表監督の中垣内祐一部長(54)が、30日付で退団することを発表した。

中垣内氏は書面にして「日本リーグ時代からさかのぼり、足掛け32年のVリーグ生活でありましたが、幾多の至福の経験をさせて頂き感謝の念に堪えません」と思いをつづった。

今後については「ブレイザーズの応援者の一人として、これまで私が受けてきたご恩をお返ししていく所存です。これまでのさまざまな経験を生かしつつ、新たな人生にチャレンジしていくことになりますが、皆さんと、またどこかでお会い出来ることを楽しみにしております」と続けた。

中垣内氏は昨年9月に日本代表の監督を退任し、同年10月に堺の部長に就任した。昨夏の東京オリンピック(五輪)では29年ぶりの8強進出に導いた。

堺は中垣内の後任について、決定次第発表するとした。