19日にプロ転向を表明したフィギュアスケート男子の冬季オリンピック(五輪)2連覇王者、羽生結弦さん(27)の「緊急特番 羽生結弦 感動をありがとう~終わりなき挑戦~」が、テレビ朝日系で今日23日の午後6時56分から放送される。

本人がスタジオ出演。試合映像を見ながら当時の心境をセルフ実況したり、目指してきたクワッドアクセル(4回転半)を自己分析したり、濃密で新鮮な内容となっている。

スタジオには、羽生さんをよく知る松岡修造氏、荒川静香さん、織田信成氏、お笑い芸人の高橋茂雄(サバンナ)も集合。10年以上にわたって羽生を追い、膨大な取材映像を持つ同局だからこそ実現した「競技人生における“終わりなき挑戦”の軌跡の検証」と「人物考察」が展開される。

番組の冒頭では、今回の決意表明について「織田さんをはじめ、親しい人にもしゃべれずにいたので、皆さんに本当に申し訳ないなと思っていました」と打ち明けた。「今は皆さんに対して『ありがとうございます』という気持ちでいっぱいです。僕はそこから始まります!」と、感謝と新たな挑戦を報告したという。

番組の中では、演技やインタビューなど過去の映像が流れるたびに、羽生さん自ら、当時の知られざる心境やマル秘エピソードを披露。14年ソチ五輪で見せた「パリの散歩道」から、公式練習の衝突事故で大けがをしながら強行出場した15年グランプリ(GP)シリーズ中国杯のフリー演技、代名詞の世界最高プログラム「SEIMEI」など、さまざまな局面における気持ちの流れなど、本人だけが知る事実を細やかに打ち明ける。

さらに、羽生さんが「僕の人生の中で一番良かったアクセルジャンプだと思います」という、北京五輪での4回転半の連続写真を大型パネルで紹介。この写真をもとに、自身による実演もまじえながら、着地で転倒した理由など分析している。

このほか、世界中のファンから寄せられた質問への回答や「僕はモチベーションがただ下がりする人間」「今、ある意味では浮気してるみたいなんです」という意味深発言も飛び出した模様だ。

同局が「羽生ワールド全開」と自負する緊急特番。のべ30回以上のインタビューを積み重ね、私的な手紙交換もかわすなど、強固な絆がある松岡氏だからこそ引き出せた言葉も数多い。

番組の最後は「たくさんの思い出、たくさんの気持ちとともに人生を振り返ることができて、僕自身もいろんなことを考えました。そして、新たに『これから進むんだ!』という決意を固めることができたと思っています」と目を輝かせたという。「未来に向けた決意の一筆」も発表! はたして羽生が選んだ言葉とは-。放送は今夜の8時54分まで。羽生さんの核心に迫る約2時間となっている。