5大会連続の8強入りを決めた日本(世界ランク6位)は、予選リーグで試合を重ねるごとに成長をしている。
試合前に決勝トーナメント進出を決めて臨んだ2次リーグ最終節で、開催国のオランダと対戦。大観衆で埋まり、完全アウェーの中、選手たちは堂々とした戦いぶりで3-0(25-23、25-23、25-21)のストレート勝ちした。
9月28日の中国戦で右足首を捻挫したエースで主将の古賀紗理那(26)の代役としてスタメン起用された石川真佑(22)が、2日アルゼンチン戦でチーム最多25得点の大活躍(うちサービスエース4本)。以降、自信をつけて中心選手として活躍している。
この日のオランダ戦も、井上愛里沙(27)とともに石川は15得点。第3セット、マッチポイントを迎え、最後に強烈なアタックを決めたのも石川だった。
特にこの試合ではディフェンスでも活躍。ワンハンドでボールをつなぐ場面もあり、守備から攻撃へと、豊富な運動量で走り回った。
「オフェンスでもディフェンスでもチームに貢献したかったです。(アタックが)決まらなかった時は、ディフェンスの面でしっかり上げるのを意識しました。自分自身、ディフェンスは苦手ですけど、スパイクが決まらなかった時には(守備が)大事になると今までの大会を通じて感じていたのでディフェンスを頑張ろうと思った」
日本は1次リーグから通算7勝2敗となり、E組3位。11日の準々決勝で世界ランク2位のブラジルと対戦する。9月30日の1次リーグでは世界選手権では40年ぶりにブラジルから勝利(3-1)を飾っているが、石川は気を引き締める。
「予選では勝っているけど、相手も次は勝ちに来る。ブロックが高いので、ミスをなくして、チーム全員で勝ちにいきたいです」
石川と同じ2000年(平12)生まれの山田二千華(にちか、22)も試合を重ねるごとに自信をつけ、オランダ戦でも相手のブロックを外すブロード攻撃などで存在感を見せた。
若い世代が成長し、エース古賀が完全復調すれば、真鍋ジャパンはさらに強くなりそうだ。
12年ぶりのメダル獲得へ、期待がふくらむ。


