今年1月の4大陸選手権でジュニアながら銅メダルを獲得し、今季シニア本格参戦1年目の三浦佳生(17=オリエンタルバイオ/目黒日大高)は「最初の方は氷の感触になれることにちょっと時間はかかったけど、最後らへんはいつも通りの練習に戻れたと思う」と手応えを得て前日の練習を終えた。

来週のスケートカナダ(ミシサガ、28~30日)と2連戦にもなる。5週間で4試合を戦う過密日程の最中で、「あんまりハードにこなしすぎず、ちょっと短期間に集中するような形で練習してきているので、そこまで疲労という面は考えてない」と調整法を変えている。

今大会の目標を聞かれると、引き締まった顔で言った。「やっぱり一番は表彰台に乗りたい、というのはもちろんあるんですけど、考えすぎず、自分のできることをしっかり、ショート、フリー共にやることを丁寧にこなせば、ノーチャンスじゃないなということは分かっているので、本当にできることに尽くす、という感じです」。