全国高校ラグビー大会は27日、51校が参加し東大阪市の花園ラグビー場で開幕した。新潟県代表、開志国際(3大会連続3度目)が今日28日の1回戦で、長野・岡谷工(2大会ぶり32度目)と対戦する。27日は大阪府内で練習を行った。左足首の負傷で離脱していたフランカー小島拓人(3年)が復帰する。攻守の要が花園初勝利を目指すチームの起爆剤になる。
患部をテーピングで固めながらも小島は軽快に動いた。チームメートと声をかけ合いながらボールを追い、ダッシュを繰り返す。この日はパス練習など軽めの内容を約1時間。「岡谷工はFWが突っ込んでくる。それを止めればうちの時間がくる」。頭の中で必勝パターンを描いた。
12月に入り、他地区の代表4校と行った合同練習試合で左足首を負傷。別メニューでリハビリに励んできた。全体練習に復帰したのは18日から。実戦形式はほとんどしていないが、「痛みがあっても大丈夫」と試合に向かう気持ちは強い。
高橋昌徳監督(43)は「小島が入ると攻撃のオプションが増える。タックルなど守備もいい」とキーマンの1人に挙げる。10月の新潟大会決勝の新潟工戦では相手守備をひきずりながら後半に2トライ。小島の力強さは不可欠だ。
初出場だった一昨年からのレギュラーも、過去2大会は初戦敗退。大舞台の思い出は屈辱しかない。「最後なので出し切りたい」。悲願の花園1勝へ、自信はある。【斎藤慎一郎】


