コベルコ神戸スティーラーズが、劇的大逆転で今季2度目の2連勝を飾った。

前半にCTBマイケル・リトルがシンビンで一時退場している間に勝ち越しを許し、後半途中まで15-29とリードを広げられた。

同18分にリトルが素早いリスタートからトライを1本返し、ゴールも決まって7点差とする。

同35分には自陣ゴール前5メートルまで攻め込まれる大ピンチを招いた。ここで、日本代表入りを狙う京産大出身のWTB山下楽平が、密集サイドで相手ボールを奪い取って約80メートルを独走。ゴール目前で止められたものの、この走りからNO8マルセル・クッツェーのトライが生まれ、キックも決まって29-29の同点。最後は同40分、日本代表SO李承信のPGが決まって逆転劇が完結した。

山下楽はインターセプトの場面を「たぶん(ボールを)放るだろうなという予測から、間に入った。自分で(トライを)取り切りたかったですけどね」と振り返った。

ホルテンヘッドコーチは「完璧かと言われれば、そういう試合ではなかった。その要因を作ってしまったのは自分たちの技術的なエラーから」と指摘。逆転につながった山下楽の走りを「勝敗を分けた瞬間だった」と評価した。

貴重な逆転勝利で4勝4敗とし、神戸は前半戦を6位でターン。上位争いへの望みをつないだ。

静岡は4試合ぶりの敗戦で8位。