フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」が30日、大阪公演(東和薬品RACTABドーム)で開幕した。

先週末の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)で日本女子初の2連覇を果たした坂本花織(22=シスメックス)が代表的プログラムを再演した。

「やっぱり私と言ったら、このプログラムっていうのが『マトリックス』だったので。それをもう1度やっぱり披露したいって気持ちがあったので、これにしました」。

19-20年シーズンから2季演じた映画「マトリックス」。

「シニアに上がってから、本当に1番大変だった時期を乗り越えたプログラムなので。2年かけて作り上げてきたこのプログラムをたくさんのお客さんに見てもらえたらな」

ダイナミックなダブルアクセル(2回転半ジャンプ)などをまじえ、5000人の観衆に作品を届け、大いに沸かせた。

世界選手権後もショーが続き、来月中旬には国別対抗戦(東京体育館)も控える。「半日寝れるぐらいしっかり睡眠を取って、だいぶ(体力は)元通りには戻ってきて、もうあと全部回復するには、あともうちょっとかなっていうぐらいで」と見越した。

ショーは、奥州(岩手)、横浜を回り、4月9日まで行われる。