女子板飛び込みの三上紗也可(22=日体大)が、心を整えて世界選手権(7月、福岡)のメダル獲得を目指す。
28日は日環アリーナ栃木で日本代表の公開練習に参加。次戦は5月5~7日にW杯第2戦(カナダ・モントリオール)出場を予定しており「本当に大事なところでやっちゃう(失敗してしまう)のが、これまでの自分。自信をつけて、世界水泳ではメダルを取りたいです」と意気込んだ。
高まる期待の分、重圧を背負う。4月中旬のW杯第1戦(中国)では中国勢2人に続く、3位と躍進。安田千万樹(ちまき)コーチには「本人にとっても自信になったと思いますし、三上という選手を世界で戦える選手としてアピールできたかなと思います」と評された。一方の三上は「大失敗した過去もある。それ(イメージ)をなかなか払しょくできないこともあって、ネガティブになっていると思う」と国際大会での苦い経験を振り返る。
今回の世界選手権に向けては日本水連による五輪でメダル獲得が期待できる選手への特例措置で、4月の選考会前に代表内定が決まっていた。その選考会では国内主要大会での自己ベスト364・45点で優勝。国内大会、W杯と結果を残しながらも「自分に自信を持って跳びたいけれど、どうやったらいいんだろう。やっぱり成績を残すことで、自分の自信を高めていくしかない」と素直な心境を明かした。
重圧と向き合い、心を整え、大舞台での飛躍を目指す。【松本航】


