ラグビー「リーグワン」の花園近鉄ライナーズは19日、日本代表のCTBシオサイア・フィフィタ(24)が今季限りで退団することを発表した。

国内の複数チームが獲得に乗り出していることが判明しており、関係者によればトヨタヴェルブリッツが移籍先の有力候補に挙がっている。

トヨタは今季6位(8勝8敗)。来季のプレーオフ進出(4位以内)に向け、現役ニュージーランド(NZ)代表のSHアーロン・スミス(34)とSOボーデン・バレット(31)の世界最高ハーフ団を獲得した。正式にフィフィタの獲得も決まれば、超豪華バックス陣となる。

花園は1部昇格初年度の今季、リーグ戦で1勝15敗の最下位に低迷。13日に本拠地花園で開催された1部2部入れ替え戦の第2戦で、浦安D-Rocks(2部1位)からフィフィタが3トライを奪って1部残留に貢献したばかりだった。

来季の巻き返しを狙う花園は21年に就任した水間良武ヘッドコーチ(45)の退任も発表。SHゲニアとSOクーパーのオーストラリア代表コンビは残留確実も、今秋のワールドカップ(W杯)フランス大会に臨む日本代表の主力でもあるフィフィタの流出は大きな痛手になりそうだ。

◆シオサイア・フィフィタ 1998年12月20日、トンガ生まれ。高校1年の時に来日し、日本航空石川から天理大へ。20年度の全国大学選手権優勝に貢献した。20年サンウルブズのスコッド入り。21年6月に日本代表デビューし通算12キャップ。CTBとWTBをこなす。187センチ、105キロ。