フィギュアスケート男子で20年欧州選手権3位のモリス・クビテラシビリ(28=ジョージア)が6日、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。

演技写真を添えて「遅かれ早かれ、全てのスポーツ選手が遭遇する瞬間が来ました。競技スポーツからの引退です」などと記した。

身長182センチのクビテラシビリは、18年平昌五輪(オリンピック)女子金メダルのアリーナ・ザギトワ、22年北京五輪女子金メダルのアンナ・シェルバコワ(ともにロシア)らを育てたエテリ・トゥトベリゼ・コーチに師事。両五輪に出場し、20年欧州選手権3位、22年世界選手権4位など世界のトップスケーターの1人だった。

3月にさいたまスーパーアリーナで行われた世界選手権では20位。ジョージアを代表する選手が、競技者生活に別れを告げた。