ノルディックスキー・ジャンプ男子の雪印メグミルクが12日、札幌市宮の森ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS100メートル)で練習を公開した。

今季主将に就任した14年ソチ五輪団体銅メダルの清水礼留飛(29)はチームの状況について「すごくいい流れで来ている。笑いがないところには花が咲かないと思う。みんなが楽しく、明るく、元気良く飛べるのが一番」と充実した表情を浮かべた。

昨季は全日本スキー連盟A級公認大会でチームから優勝者を1人も出せなかった。坂野幸夫新監督(47)が改革に着手。ジャンプ練習開始を例年より約1カ月早め、5月から札幌市荒井山シャンツェなどミディアムヒルで練習を重ねてきた。助走時や空中で姿勢や手の位置を変えて普段と違う動作を加えてみたり、国内外の選手の飛躍を模写してみたり、試行錯誤。「いろんな動作から自分のポジションを試して欲しかった。選手はすごく気づきあった」と手応えを感じている様子だ。

22年北京五輪代表の佐藤幸椰(27)は「まず1勝。チームは年間10勝をテーマに揚げている。強い雪印メグミルクスキー部に戻るため、それ以上を成し遂げるため、先頭に立ってやっていきたい」と、エースとしての自覚をあふれさせていた。