今年5月にペアを結成した「ゆなすみ」こと長岡柚奈(18)、森口澄士(21)組(木下アカデミー)が、演技を初公開した。
ショートプログラム(SP)の「Can't Take My Eyes off of You」(君の瞳に恋してる)に合わせ、ダブルツイストやデススパイラルを披露。生き生きとした表情で滑りきった。技を決めるたびに、リンクサイドで見守る選手たちから歓声を浴びた。
赤色の衣装で表情豊かに舞った長岡は「スロージャンプやツイストなど、ペアの技は結構上手にできたと思うので良かったと思います」と笑顔。森口も「1つ1つまとめて、しっかり落ち着いて最後まで滑れたんじゃないかな」とうなずいた。
2人は4月のトライアルを経てペアを結成し、5月末からはカナダで技の習得に励んだ。「ツイストのシングルまでは日本で練習していたんですけど、ダブルは氷上で練習したことがなかったので、いろいろとやり方を教えてもらいました。スロージャンプとかもトリプルも練習をさせてもらって、コツを教えてもらいました」と長岡。昨季まで村上遥奈(木下アカデミー)と一緒にペアを組んできた森口も「新しいパートナーと今年からシニアになるということを理解して、リフトの質や難度、見た目と新しいことを学べました」と手応えをつかんだ。
フリーは「Space Table Symphony」に挑む予定で、SP、フリーともにキャシー・リード・コーチが振付を担当している。新たなスタートとなる今季へ、長岡は「ケガなく、いろいろな技が出来るように頑張って2人で練習して、良い演技をお見せできたら」と明るい表情で意気込み、森口も「自分たちの存在を日本でも、世界でも広められるように頑張ります」と真剣な瞳をたたえた。
◆長岡柚奈(ながおか・ゆな) 2005年(平17)7月13日、北海道生まれ。シングルは東北・北海道選手権大会ジュニアで21年3位、22年1位。22年全日本ジュニア選手権23位。23年1月の全国高校選手権(インターハイ)10位。趣味はうさぎを愛でること、料理。身長155センチ。
◆森口澄士(もりぐち・すみただ) 2001年(平13)12月29日、京都府生まれ。20年からペアに挑戦。シングルは同年全日本選手権で20年12位、21年13位、22年7位。村上遥奈とのペアで臨んだ22年全日本選手権で初優勝。23年3月の世界ジュニア選手権は4位。趣味は音楽鑑賞。174センチ。


