19年大会王者の古賀穂(26=NTT東日本)が、準決勝進出を決めた。

この日は、6回戦と準々決勝の2試合に出場。タフなゲームを勝ち抜いた26歳は「どっちも簡単には勝てない試合だった。なんとかもぎ取った勝利という印象です」と振り返った。

まず、6回戦は稲光翔太郎(20=日立情報通信エンジニアリング)と対戦した。序盤に主導権を握って第1セット(S)を21-13で奪取し、続く第2Sも、立ち上がり一気に6連続ポイント。途中1点差まで詰められる窮地に陥ったものの、鋭いスマッシュで20点目を先取すると、最後は冷静にアウトを見極めて15-21で勝ちきった。

そして、6回戦終了からおよそ3時間後。準々決勝を迎えた。「大学のとき以来」と言う西野勝志(26=東海興業)との試合は、1試合目を超えるデッドヒートとなった。第1S、第2Sともにジュースにもつれこみ、23-21、23-21の2-0で辛勝。

「相手が戦術を変えてきて、そこに対応できなかった。終盤、ネット前でヘアピンの攻防をしているときに、(西野が)後ろに下がらずそのまま前にいて、上からどんどん打ってきた」と、苦戦した要因を分析。

加えて、後半にかけてスピードを上げてきた相手に「予想外でした」と驚き「大学の時も何試合かはやりましたけど、今日が一番強かったです」と笑みを浮かべた。

難を乗り越えて最終日へつなげた古賀。4年ぶりの頂点まであと2つだ。【竹本穂乃加】