部員の不祥事で昨年9月に活動停止処分を受けた同志社大が、処分以降初の公式戦に臨んだ。
第2クオーター(Q)に、QB佐々木康成(3年)がWR加賀東雅(4年)への10ヤードのTD(タッチダウン)パスを含む2TDを決め、後半にも3TD。計5TDで勝利した。
主将を務めるDB泉勇太朗(4年)は「試合ができたことに感謝しています」と、再出発をかみしめた。
同部は、昨年9月から3カ月間活動停止処分を受けた。期間中には、ボランティア活動やミーティング、学生犯罪について理解を深める講習などで意識改革に取り組み、同年12月に全体練習を再開。
練習再開後もボランティア活動を続け、毎日持ち回りで地域の小学生の下校を見守るなどの活動を行っている。
泉は「(地域住民からの)感謝の言葉を聞いて、自分たちが閉鎖的な組織で活動しているんじゃなく、地域とのつながりがあって活動できていることに気づかされた」とし「これからもプログラムの一環として続けていくつもりです」と、部の活動として継承していくことを強調。
日大で悪質タックル事件からの再建に尽力し、昨年2月から率いる橋詰功ヘッドコーチ(60、HC)は、1年間の取り組みについて「机の前で反省してるということだけが反省ではなくて、何かの目標に向かってつらいことを一緒にやっていくことでそれぞれが成長してくれることを目指してきた」と話した。
同部は、昨季部員の逮捕によりリーグ戦出場を辞退。すでに終えていた初戦で関大に2-41で敗れており、残り6試合は不戦敗でリーグ最下位。今季は2部でリーグ戦を戦う。


