日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は22日、10月14日に開幕するV1男子の開幕戦のうち、14、15日に開催予定の名古屋-VC長野(愛知・エントリオ)、パナソニック-ジェイテクト(大阪・パナソニックアリーナ)の2カード4試合を中止、延期すると発表した。

Vリーグ機構は20日までに、10月8日が最終日の男子W杯バレーからリーグ開幕までの休息期間が十分でないと指摘を受け、リーグ戦の一部日程を変更することを明かしていた。対応を協議していたが、一部のチームにおいて試合を行うための登録人員を満たすことができない可能性が高いため、今回の対応となった。

入場券も販売されている中で異例の措置となる。FIVBは約1年前に日本のリーグ戦開幕は10月20日以降から可能とするカレンダーを発表しており、Vリーグ機構側の対応が遅れた形だ。

国分代表理事は「原因となったリーグ開催期間決定のプロセスを早急に見直しを行い、将来において2度と同様の事態が起こらないよう、再発防止に努めてまいります」などとコメントした。

女子のW杯バレーは9月24日に終了。リーグ戦は10月21日に開幕する予定で問題はない。