日本(世界ランキング8位)の来夏のパリオリンピック(五輪)切符獲得は、24日以降に持ち越しとなった。トルコ(同1位)に1-3で敗北し、今大会初黒星を喫した。

この試合での獲得こそ逃したが、真鍋政義監督(60)は前を向いた。「これも良い反省。明日のブラジル戦では必ずやってくれる」。世界NO・1相手に手応えがあった。サービスエースこそなかったが、翻弄(ほんろう)場面もあった。同監督は「今まで取り組んできたサーブはかなり効果的にトルコのレシーブを崩したと思う」と振り返った。

24日、5勝1敗で並ぶブラジル(同4位)との最終戦に勝てば2位以内が決まり、パリ五輪切符を手にする。指揮官は「プレッシャーのかかる試合のブラジルは本当に強い」と警戒しながらも、「ブラジルの集中力に負けないようより一層最大集中して明日に臨みたい」と気合を入れ直した。

【バレー】今大会初黒星 女子日本が世界1位トルコと熱戦も逆転負け/ライブ速報詳細