昨季2位の天理大が同8位の関大を下して、開幕連勝とした。関大は開幕戦の京産大戦と同じように先制トライを決めたが、逆転負けで連敗となった。
初戦を苦しみながらの勝利で終えていた天理大は、前半4分に先手こそ取られたものの、同16分に同点とすると、同31分にはNO8パトリック・ヴァカタ(3年=日本航空石川)が勝ち越しトライ。同39分とロスタイムにもトライを追加し、26-5で折り返した。
後半は天理大が得点を続ける立ち上がり。後半3分にFBフィリモネ・サイア(1年=青森山田)がトライすると、7分にはスクラムで押し込み、最後は再びヴァカタが決めてリードを広げた。
それでも屈しない関大も敵陣でプレーする時間を増やしたが、同36分のフッカー垣本大斗主将(4年=石見智翠館)による1トライにとどまった。
天理大の小松節夫監督(60)は「前半の入りが悪く、後半もミスや反則を重ねて関大ペースだった」と厳しかったが、勝ち点5という結果を残し、今後につなげた。