バスケットボール男子のBリーグは25日、都内でシーズン開幕前の会見を開き、各チームの主力選手が意気込みを語った。
ワールドカップ(W杯)で日本代表の主将を務め、パリ・オリンピック(五輪)出場切符獲得に貢献した千葉ジェッツの富樫勇樹(30)は「千葉ジェッツの選手としてプレーする限り、もちろん優勝が目標」と王座奪還を誓った。
チームは昨季、リーグ新記録となる24連勝や歴代最高勝率88・3パーセントをマークし地区優勝。だがチャンピオンシップ決勝で琉球に屈した。
今シーズンは3年ぶりの栄冠を目指す。「選手も入れ替わり去年以上にチャレンジのシーズンになる。1試合1試合成長していきながら」と口元を引き締めた。
パリ五輪出場権を獲得したが、平常心を保つ。「今までやってきたことをレベルアップしてやるだけ。特に何かを変えるわけではなく、ひとつひとつのプレーの質を上げていけるように、けがなく頑張りたい」。
Bリーグは10月5日、佐賀バルーナーズ-琉球ゴールデンキングス(佐賀・SAGAアリーナ)で開幕。千葉Jは同月8日に敵地で長崎ヴェルカとの一戦から新しいシーズンが始まる。