バスケットボール男子Bリーグ1部のレバンガ北海道は2日、札幌市の北海道中央バス札幌ターミナルで、レバンガ仕様にデザインされたラッピングバスの出発式を行った。

折茂武彦社長(53)と桜井良太(40)が出席。オフィシャルサプライヤーの北海道中央バスがラッピングバス3台を用意。3日から24年9月30日まで、北海きたえーるがある豊平区など市内8路線で運行する。

2台はレバンガのチームカラーである「レバンガグリーン」を基調に、今季のスローガン「ハードワーク」や選手の写真などがプリントされている。残り1台は今季限りで現役引退を表明した桜井の名前にちなんで車体後部がピンク色に装飾された。桜井の写真のほか、乗車口のドアには「“北の鉄人”桜井良太 最後のシーズンを見逃すな」のメッセージも入っている。桜井は「このバスを見て、たくさんの人が今季のレバンガに興味を持ってもらえたら」と期待した。

今季は7日秋田戦(北海きたえーる)で開幕。チームは26年以降の新B1リーグの参入基準となる1試合平均の観客動員数4000人の達成を目指す。折茂社長はラッピングバスによる広告効果も観客動員につなげたい考え。「どうしても達成しなくてはならない。ラッピングバスの運行で機運を高めたい」と話していた。