連覇を目指すNECが、リーグ開幕戦を勝利で飾った。
ホームアリーナで昨季6位のデンソーと対戦。3-1(25-19、22-25、25-18、25-14)で退け、快勝発進した。
先月まで行われたパリ・オリンピック(五輪)予選W杯バレーで日本代表主将を務めたアウトサイドヒッター(OH)の古賀紗理那(27)が、相手のマークにあいながらもチーム2位の15得点でけん引。「ディフェンスで主導権を握り、最後にしっかりと決められたことが中盤の苦しい展開から抜け出すことができた要因」とうなずいた。
第1セット(S)は中盤まで一進一退となったが、同じく代表のミドルブロッカー山田二千華(23)が2本のブロックを決めるなど6連続得点で抜け出し、そのまま先取した。第2Sは序盤の連続失点が響いて失ったものの、第3Sは新加入でタイ代表のOHアチャラポーン・コンヨット(28)の強烈なスパイクなどで取り返した。第4Sは11-12と一時は追いかける展開となったが、山田の速攻やブロックなどが決まり、怒濤(どとう)の12連続ポイントで勝負を決めた。
今季から、コンヨットに加え、ポーランドのクラブなどで活躍してきた米国人オポジット、ダニエル・ドルーズが加入。全員が合流してまだ1週間ほどで、チーム力には課題を残す。古賀は「精度の部分もそうだし、オフェンスのチグハグな部分を明日以降修正していきたい」と、開幕戦勝利にも浮かれることはなかった。
チームは、キャプテン小島が「周りから連覇、連覇と言われるが(目指すのは)あくまで自分たちのバレーの完成度を上げること。そうすれば優勝できる」と話すように、新たな気持ちでリーグの頂点を目指す。古賀は「少しずつシーズンを通して成長していければいいなと思っている。最後は、うちが『一番完成度が高かったよね』って言われるチームになれるように。みんなでやっていきたいなと思う」と意気込んだ。
29日には同所で、昨季7位の日立Astemoと対戦する。


