レジェンド葛西紀明(51=土屋ホーム)が合計243・2点で4位に入った。表彰台まで3・9点差だった。

1回目126メートルで8位タイにつけ、2回目136・5メートルで順位を上げた。2回目は全体3位タイの好飛躍だった。前日28日の同会場でのUHB杯でも4位。この日、小林陵侑(26=チームROY)は欠場も、W杯メンバーが出場する中で躍動した。表彰台に立ったのは3人とも今季W杯開幕メンバー入りした選手だった。「(表彰台を逃し)悔しい、惜しい半面、W杯メンバーの中にこうやって食い込めたのは、なんかうれしい方がちょっと強いかもしれない」と表情は明るかった。

2回目の着地後には右手でガッツポーズを決め、親指を立てた。「風が当たれば135から140はいけるかなと思っていたので、昨日同様狙い通りだった」。25日の全日本選手権ノーマルヒル予選では「なまらいいんでないかい」と手応え十分な表情だった。その自信を結果につなげた。

W杯個人歴代最多の通算569試合出場記録を持つレジェンドは、19-20年シーズン以来、W杯出場が遠のいている。50代での出場へ期待が高まり「もうちょっと調子を上げて、世界で戦えるようなジャンプを作っていきたい」と、さらに磨いていくつもりだ。