結成半年で愛称“さえルカ”の清水咲衣(さえ、18)本田ルーカス剛史(21)組(木下アカデミー)が、初の競技会で滑り終えた。

フリーは77・00点となり、合計116・39点。ツイストリフトは1回転ながら、シングルに取り組んできた2人の特長を生かした3回転ルッツ-ダブルアクセル(2回転半)-ダブルアクセルは0・94点の加点を受け、1つの要素で13・44点を稼いだ。シングルで元全日本ジュニア王者の本田は「すごく不安な気持ちで曲に入ったけれど、やってみたら意外と、あっという間に演技が終わりました」と初々しく振り返った。

「サイド・バイ・サイド」と呼ばれる2人そろってのジャンプは「つい最近まで隣を気にしすぎていた」(清水)というが、演技を通して本田は「1人じゃない心強さがある。すごく新鮮で面白い。難しさも感じましたし、これも1つの経験として、次につなげようという気持ちで過ごしていました」と魅力を語った。

次の大舞台は全日本ジュニア選手権(17~19日、滋賀)となる。清水が「今回も少し緊張したり、試合で起こる変化を感じた。練習から想定して、もっと質のいい練習をしていきたいです」と意気込むと、本田も「まず初めに『滑ってくれてありがとう』という感謝があります。ここで出た課題を踏まえて、焦らずにやることが一番だと思います」。手を取り合い、1歩ずつ進んでいく。【松本航】