新潟アルビレックスBB(東地区)はバンビシャス奈良(西地区)との地区最下位同士の対戦に敗れ、5連敗になった。新潟は1勝13敗、奈良は3勝11敗。第1クオーター(Q)こそ15-15だったが、第2Qに27失点と、守備の甘さをつかれ、Qの終盤に連続9失点して引き離された。

ケイシー・オーウェンズ監督(52)は「第2Qでやられた差を埋められなかった。守備が機能しなかった」。要所でリバウンドを取れず、ゾーンを敷いても簡単に突破される。前半に25-47と17点差をつけられ、後半はそのラインの攻防に終始したまま。14のターンオーバーからの失点は17。ミスで自滅する課題を克服できない。

アオーレ長岡での試合は10月7、8日の開幕カードの越谷戦以来。1カ月半ぶりの凱旋(がいせん)だったが、ファンに白星を届けることはできなかった。「全員プライドを持ってやらないと」。オーウェンズ監督は語気を強めた。