大学日本一を決める全日本インカレが行われ、「大学4冠」を目指す関東大学リーグ1部の早大が、順調に3回戦へ駒を進めた。

関西学連の立命館大と対戦し、3-0のストレート勝ち。9月の杭州アジア大会で銅メダル獲得に貢献した207センチミドルブロッカー(MB)麻野堅斗(1年)、主将のアウトサイドヒッター水町泰杜(4年)らが躍動した。

第1セット(S)は先制点こそ許したものの、水町の2連続など3本のサービスエースを含む7連続得点で完全に流れを引き寄せる。その後も麻野のスパイクやブロックが決まり、中盤には6連続得点に成功。最後も麻野が打ち抜き、25-14でセットカウントを先取した。

第2Sも勢いそのままに序盤の7連続得点で主導権を握った。水町がフェイクセットで会場を沸かせるなど見せ場をつくり、そのまま25-13で連取。第3Sは序盤から一進一退となったが、12-11から麻野の2本のブロックを含む8連続得点で抜け出すと、最後は相手のサーブがアウトとなり、25-17で勝負を決めた。

MBながら3本のブロックを含む11得点でチームをけん引した麻野は、「パフォーマンスとしては、スパイクもよかったし、ブロックも取れたのでよかった」と笑顔。初となる全日本インカレの舞台を存分に楽しんでいる。

早大は今季、関東大学春季・秋季リーグ戦、東日本インカレを制覇。今季のチーム目標である4冠に王手をかけている。大会6連覇を目指した昨年は、準決勝で筑波大に惜敗しており、「絶対に勝ちたいという思いは強い」と麻野。世界を経験し一回り大きくなった18歳は「4年生も去年悔しい思いをしている分、自分が1年生として入っている以上はプレーで貢献して、4年生をいい思いで卒業させてあげたい」と、意気込んだ。

次戦は3回戦で、今季5戦5勝の慶大と対戦する。