日大が違法薬物問題に揺れるアメリカンフットボール部の廃部を決めてから一夜明けた29日、都内で臨時理事会を開いた。一部の部員が部の存続の署名を大学本部に届けたが却下された。大学サイドも複数人の逮捕者が出たら廃部と8月には部員に通達。文部科学省からは今月中に、学内体制の改善計画の提出を求められていた。最近は大学幹部の内紛が起こるなど、元凶の部の廃部は必然でもあった。

■同好会で再出発か

日大は来春にも新入生のみのアメフト同好会として活動再開する可能性が高い。その後、関東大学リーグの下部から上位へと昇格する算段という。別の日大関係者も「OBが結集してバックアップすれば、甲子園ボウルにも行ける」と言うものの、その場しのぎの廃部なら「骨抜き」との批判は免れない。

■学生寮は施錠

この日、都内にある日大アメフト部の学生寮は入り口が施錠され、玄関横に掲げられていた「日本大学アメリカンフットボール部」の看板の場所には白いシートが貼られていた。既に部員は退寮しているとみられ人けはなく、出入りもなかった。