4年ぶり9度目の優勝を目指す筑波大が、ベスト8進出を決めた。関西学連1部の園田学園女子大と対戦し、3-0のストレート勝ちを飾った。

日本代表アウトサイドヒッターの佐藤淑乃(4年=敬愛学園)が、両軍トップの19得点の活躍で勝利に貢献。「ミスが広がりそうな場面でも頑張って我慢して、攻め切れたのがよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

自らのアタックやブロックなど7連続得点で主導権を握り、25-7でセットカウントを先取した第1セット(S)から一転。第2Sは、序盤から追いかける展開が続いた。相手の粘り強い守備に苦戦し、一時は4点差まで離された。

それでも、佐藤は「ラリーでつないで最後に自分たちの形で決めようと」と冷静だった。キャプテン大山に続いてブロックに成功。19-19の同点に追いつくと、終盤に自身のスパイクなどで勝ち越しに成功し、最後は相手のミスを誘って25-22で連取した。

一進一退の攻防となった第3Sも、5-5と同点となった場面で、相手のブロックを見てコースを変える技ありのスパイクで勝ち越しに成功。追い上げを許す場面もあったが、そのまま25-21で逃げ切った。

昨年、初めて日本代表に選出されると、ネーションズリーグや世界選手権に出場。今季は7~8月に中国で行われたユニバーシティゲームズでは主力として活躍した。正セッターを務めたVリーグNECの中川つかさにリーダーの在り方を学び、「つかささんを意識してチームでも声がけするようになった。結構変われた」と収穫を得た。

昨年は福岡大に敗れ、3回戦で姿を消した。その鬼門を突破し「まだみんなとプレーができることがうれしいし、その状況に感謝したい」と話した。

筑波大は今季、春季&秋季リーグ戦を制覇。第1シードで優勝候補最有力に挙げられているが、油断はない。「目指しているのは日本一。後半になって体力的にしんどくなるけど、しっかり準備して臨みたい」と一戦必勝を誓った。