史上3校目の3連覇を目指す東海大が、3回戦を突破した。

青学大と対戦し、3-1で勝利。日本代表として今年のユニバーシティゲームズで銀メダルに導いた宮部愛芽世(あめぜ)主将(4年=金蘭会)は、「頑張って堪えたことは経験になる。『全員で戦い抜こう』と試合に挑んだ」と、ベスト8進出を喜んだ。

25-21、25-22でセットカウントを連取した東海大だったが、相手の粘りに苦しめられた。第3セットは一時5点差をつけながらも、エース宮部が徹底マークにあい、中盤以降は失速。5連続失点も響き、逆転でセットを失った。

それでも宮部は「もう1回、1からできる」と声を出し、切り替えた。迎えた第4セット。序盤はなかなか流れを引き寄せられない我慢の展開が続いたが、後半に自身の連続スパイクで抜け出すと、そのまま25-20で勝負を決めた。

東海大は今季、まだタイトルはない。攻撃の起点となるセッターは1年生で、「大学4冠」を達成した昨年から、主力が大きく入れ替わった。当時と比べればチームとしての完成度は高くないが、試合直前のベンチでも笑いが絶えないなどムードはいい。

次戦準々決勝では日大と対戦する。悲願達成に向け「しっかり自分たちのバレーをして、通過点としてしっかり勝ちきっていきたい」と気を引き締めた。【勝部晃多】