日本で行われる柔道の唯一の国際大会となるグランドスラム東京の開幕を翌日に控えた1日、日本代表が都内で練習を公開した。

男子100キロ超級で来夏のパリ五輪(オリンピック)代表に内定している斉藤立(たつる、21=国士舘大4年)は、「自分の力をしっかり出しきれることが一番大事だなと思ってて。あとはやっぱり、気負いすぎず、思い切ってやっていく」と期した。

他階級ではパリの選考対象となるが、自身は切符を手にしている。体調面も含めて万全ではないが、「やるしかない。問題ないです!」とし、「個人的な気持ちもあって。初めて出るので。自分の小学校からずっと見てた、テレビの見てた試合で、めちゃくちゃ出たかったし、去年も出れなくて、ものすごく悔しかった」と意志を説明した。

先月は世界王者テディ・リネール(フランス)が来日し、合宿を行っていた。拠点の国士舘大での稽古にも参加していたが、組み合う機会がなかった。リネール自身が「サイトウがやりたくなかったか、ケガでもしていたのではないか」と話していたが、斉藤は「めちゃくちゃやりたかったんですよ!」と声のトーンを上げて反論。

稽古に行けば、リネールは不在、逆に出稽古に出た際には、リネールは国士舘大に登場などで、入れ違い状態だったという。避けた訳ではない理由を伝えながら、「あれですよ」と少し考えると、「月曜日はリネールこない~♪」と、ロシア民謡「1週間」の替え歌まで披露し、陽気に疑惑を否定した。