「大学4冠」を目指す早大が、準決勝進出を決めた。今年の関西1部春季リーグ優勝&関西インカレ準優勝の近大を3-0のストレートで破った。

昨年に続き、ベスト4進出。目標まであと2勝とし、水町泰杜主将(4年)は「非常に大事な一戦だったので、ストレートで勝てたのはすごく大きかった」と力を込めた。

第1セット(S)からペースを握った。杭州アジア大会で日本代表メンバーとして銅メダル獲得に貢献したミドルブロッカー麻野堅斗(1年)のブロックなど8連続得点で、12-3と序盤から大量リード。終盤にも昨年大会でサーブ賞を受賞したアウトサイドヒッター水町の強烈なサービスエースやアタックなどが飛び出し、6連続得点で一気に25-8でセットカウントを先取した。

第2Sも一時は6点差をつけたものの、中盤の4連続失点などもあり、24-23と接戦となったが、タイムアウト後に水町がスパイクを決めて25-23で連取。第3Sも中盤までは一進一退の攻防となったが、徐々に点差を広げた。最後は麻野が押し込み、25-16で勝負を決めた。

水町はプレーだけでなく、ガッツあふれる姿勢でチームを盛り上げた。「(試合に)出る、出ないに関係なく、みんながチームにかかわっている。みんなのために頑張りたいというのは僕も含めて4年生は全員同じ気持ちです」と、この1年間でチーム意識を高めてきたことを明かした。

卒業後は昨季Vリーグを制したWD名古屋への正式入団が決まっているが、目の前の一戦に集中している。次戦準決勝は東海大-中大の勝者と対戦する。「同期や後輩に良い思いをさせたいと言う気持ちは一番強い。プレーでも雰囲気でも引っ張っていきたい」と意気込んだ。