違法薬物事件を起こしたアメリカンフットボール部の処遇について、日本大(日大)は1日、決定を先送りした。この日午後の理事会で廃部が正式決定するとみられていたが、同大広報は取材に「本日開催の理事会では結論は出ず、継続審議となりました」と回答した。

日大アメフト部の存廃を巡っては先月29日、部員13人が180人分の署名を添えて方針撤回を求める要望書を大学側に届けていた。

翌30日には、大学本部がアメフト部の廃止(廃部)方針の承認を明記した改善計画を文部科学省に提出。一方で、長年にわたりライバル関係を築いてきた関西学院大のOBらは同日、撤回を求めて1万人以上の署名を日大に提出していた。

廃部は、理事会の承認と学長決裁をへて正式決定する。今月4日に「今後の対応および方針に関する記者会見」を開き、林真理子理事長ら出席の上、決定の理由などを説明する見込みとなっている。