宇都宮ブレックスが横浜BCのエース・河村勇輝を抑えて、リーグ再開初戦に大勝した。

第1クオーター(Q)から河村に対して組織的かつ強度の高いディフェンスを敷いた。D.J・ニュービル、高島紳司らが河村の前に立ちはだかり、プレッシャーを与え続けた。攻撃の起点を封じ、横浜BCをわずか4点に抑えて主導権を握ると、そのまま第4Qまで押し切った。

佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチは「河村選手を筆頭に個人をどれだけ消していくかに集中した」と振り返った。河村の武器である3Pシュートを9本とも不成功に終わらせた。リーグ戦中断までの14試合で、1試合平均25・6得点だった河村を今季ワーストの10得点に抑えた。

その河村が言う。「何も出来ずに終わってしまった。相手の組織的なディフェンスが素晴らしかった。僕がストレスを感じるようなディフェンスだった」。河村封じの一翼を担った高島は「チーム全体で守ることができた」とうなずいた。

狙い通りの展開に持ち込めたが、佐々HCは「昨季、横浜には2連敗している。だから今年は絶対に2連勝する」と語気を強めた。河村は「自分のプレーがふがいなかった」と敗戦の責任を負い、試合後に黙々とシュート練習を行っていた。3日の第2戦、簡単に連勝できるはずはない。高島は「向こうはやり返そうという気持ちで来る。そこに負けてしまったら、一気に逆の展開になることだってある」と、気を引き締めていた。【沢田啓太郎】