女子63キロ級で来夏パリ五輪(オリンピック)代表の座を一騎打ちで争う、五輪3大会連続出場を目指す高市未来(29=コマツ)と、初出場を狙う堀川恵(28=パーク24)が準々決勝で直接対決し、高市に軍配が上がった。

五輪2大会連続出場中の高市(旧姓田代)と、昨年の世界選手権で優勝した堀川(旧姓津金)の大一番。

序盤から一進一退の攻防を繰り広げ、開始55秒でまず両者に指導。その後、組み手を両手で切った堀川へ2つ目の指導が飛ぶ。最後は延長戦突入後の1分30秒(計5分30秒)に、両者に消極的として指導が出る。3に達した堀川の反則負けが決まった。

注目された1日の組み合わせ抽選で、早くも準々決勝で当たることが決定。高市は初戦の2回戦でフィリピン選手に横四方固めで一本勝ち。3回戦でイタリア選手に小外掛けで一本勝ちした。

堀川(旧姓津金)も2回戦から登場。ドイツ選手の棄権で不戦勝となり、続く3回戦はメキシコ選手を(小内巻き込みからの崩れけさ固めで退けていた。

女子日本代表の増地克之監督は「本当に差がない状況。優勝すれば決まる」と大会前に言及しており、勝った高市が頂点に立てば、パリ切符の獲得が確実となる。堀川は敗者復活戦へ回った。【木下淳】