男子60キロ級で24年パリ五輪(オリンピック)代表の座を争っていた元世界ランキング1位の永山竜樹(27=SBC湘南美容クリニック)が、前回21年東京オリンピック(五輪)金メダルの高藤直寿(30=パーク24)を決勝で破った。

大会終了後、全日本柔道連盟の強化委員会が開かれるが、勝った方がパリ切符をつかむことが確実となっていた中、永山が大外刈りで一本勝ちした。

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高藤直寿の顔にはすがすがしさが広がった。「最後(永山と)直接対決できて良かった。解放されたな」。

五輪2連覇は消滅見込みだが、充実感もにじませた。準々決勝では逆転勝ち、決勝でも「今日は気合」と思い切りが目立った。「日本の60キロ級は強くないといけない。頑張ってほしい」と永山へ伝え、自身の今後は「やりたいこともある。僕にとって五輪が全て。そこはぶれずに考えたい」とした。